セレブのSNS人気ランキング、トップ10は女性ばかり!
フォロワー数で見る、ハリウッドセレブのSNS人気度調査結果
米Deadlineが、ソーシャルメディアにおけるハリウッドセレブの人気ランキングを発表しました。(ページ中央に結果を載せています。)
同社が調査を始めた2年前と比べ、ランキング結果は大きく変わりました。
2016年のトップ10には4人の男性がランクインしていたものの、2018年になりその数は半分の2人に。つまり、2年間で女性の占める割合が60%から80%へと増加しました。
昨年は、トップ10の内9人がインスタグラム・ツイッター・フェイスクブック合わせて2500万人以上の新たなファンを獲得しました。
昨今SNSによるプロモーションは大きな影響力があり、スターが直接ファンに出演テレビや映画を宣伝することで、従来メディアより早くニュースを伝えることができるようになっています。
今年の順位は、歌手としても女優としても活躍中の、セレーナ・ゴメス、リアーナ、アリアナ・グランデがトップ3に輝きました。インスタ女王のセレーナは、3つのプラットフォームを合わせて2億5000万人ものフォロワーがいるとのこと。軽く日本の人口(1.27億)を超えています。
トップ10入りした男性は、第4位の "ザ・ロック" こと俳優のドゥウェイン・ジョンソンと、第9位のジャスティン・ティンバレイクの2人。2年前はそれぞれ5位と4位だったので、また来年どう変わるのか見るのが楽しみです。
以下が、ランキング1位~25位までの結果です。(トップ10入りした女性はピンク、男性は青)
ハリウッドで働く女性のソーシャルメディアにおけるパワーを数字で表す結果となり、非常に良い流れができたと思います。
女性はソーシャルメディアの活用に長けている
ソーシャルメディアで才能を発揮している女性は、セレブに限ったことではありません。
英メディアTHE MEMOによると、イギリス人ジャーナリストの約55%が男性である一方で、SNSインフルエンサーの68%が女性であると、IndiaHashの調べで判明しました。
イギリス人インフルエンサーのTanya BurrやZoellaは、自身の美容スキルをブログやSNSでシェアし多くのフォロワーを獲得したことで、大きなビジネスを築き上げました。
美容以外にも、オーガニックの知識、フィットネス、料理、ファッションなど、自身が得意なことをSNSでアピールし、莫大な数のフォロワーを獲得する(元)非セレブの女性たちが多く存在します。
では、女性がSNSに長けているのはなぜでしょうか?
THE MEMOは以下の調査結果をシェアしています。
①1日1~3回投稿するユーザーの割合:女性47%、男性36%
②他のインフルエンサーをビジネスパートナーまたは友人とみなしているユーザーの割合:女性56%(男性記載なし)
③他のユーザーが、自分の意見の形成に役だったと考えているユーザーの割合:女性62%、男性48%
①について、女性の方が男性よりSNSに熱心でアクティブだという調査結果もあり、その分高い更新頻度を保つことができます。ゆえに女性の投稿は見られる確率が高くなり、結果としてフォロワー数の獲得に役立っているのでしょう。
②③について、共感主義の女性の方が、SNS上で他のユーザー達とうまく共存できているように感じました。
インフルエンサーの投稿を見ていると、コメント欄で自身のフォロワーと適度なコミュニケーションを取っていたり、悩み相談を受けていたり(これは稀かも)思わずやり取りを見てしまうことがあります。
SNSというツールを通して自然にお互いの生活に入り込んでいることが、上手く働いているのかと思います。
SNSは女性が活躍を広げる鍵
今後、ソーシャルメディアで圧倒的な力を持つ「女性」は、従来のメディアを脅かす存在となり、マーケティング業界で欠かせない存在になるかもしれません。
ライターの仕事を始め、ツイッターを再開しつつも活用できていない自分への喝になりました…頑張ります(笑)
参考:
2018 Hollywood Actresses & Actors On Social Media: Women Dominate | Deadline
Yes! Women are smashing it at social media | The Memo