『ミスター・メルセデス』3話感想:サイコを怒らせた!
今回のエピソードでは、ブレイディの過去が少し明らかになります。
そしてビル側は、ブレイディ、ジェローム、ジェイニーそれぞれとの関係に変化の兆し。
以下、あらすじ&感想です!
『ミスター・メルセデス』第3話「曇り時々騒乱」 あらすじ
ジェイニーはメルセデスから姉オリヴィアに届いた手紙をビルに渡す。ビルは手紙を持って警察に現状を話に行くが、まともに扱ってもらえない。ブレイディは幼少期のトラウマを思い出し落ち着かない中、ビルからメールで挑発を受けて激怒する。
『ミスター・メルセデス』第3話「曇り時々騒乱」 感想
2話で少し話題に上がった、ブレイディの死んだ弟が回想に登場しました。(※4話を観て書き変えました。)
幼い弟がりんごを喉につまらせて窒息しかけるシーンを思い出すブレイディ。
最初はこの件が死因かと思いましたが、まだ続きはありそうです。
変態の母親の存在もあり、彼の幼少期のトラウマは計り知れないものがありますね…。
そして、ビルからのメールでメルセデスの「なりすまし」呼ばわりされて大激怒。
サイコ野郎、次に何をしでかすのか分かりません!
ビルは警察で一連の出来事を話すも、相手にされません。
元同僚たち(ピート&イーディ)が感じ悪いのは間違いないけど、信頼されていないビルも悪い。
酒に溺れていた過去があり、怒りっぽいし、ITリテラシーは低いし…、尊敬すべき優秀な刑事ではないですよね。
警察署で飲んだくれ扱いされた後に、敷地内でほかの警官にケンカ売ったり、バーで店員にイチャモンをつけて警察を呼ばれたりと、立て続けに失態を演じるし…。(確かに店員の対応はヒドすぎましたけど!)
これ以上信頼を欠かないよう、行動は慎んでいただきたいものです。
そして、前回ジェロームに被害がないといいけど…と書きましたが、ちょっと危ないです。
ジェロームの父親は、息子が殺人犯探しに協力していると知り、ビルを訪ねます。それはそうです、危険なことに関わってほしくないもの。
「息子はとても優秀だから、彼の邪魔をしたくない。でも自分がそうしていても、教師や友人など邪魔する者は出てくる。あなたもその手の人ですか?」と聞く父。(伝え方、上手い。)
ビルはジェロームを関与させないことを約束し、本人にも距離を置こうと伝えます。
ジェロームは残念そう。本当に良い奴。
そこへブレイディの副業であるアイスクリーム屋さんが通り、トレーラーを呼び止める2人。ブレイディは素通りしますが、ジェロームの存在がバレたかも…!?
本当に、彼が巻き添えくわないことを願います。
エピソードの最後では、ビルとジェイニーがダンスをしながらいい感じに。
メアリー・ルイーズ・パーカーって、どこか魅力的な熟女役がぴったりですよね。Weedsのナンシーはビッチィな役でしたが、ジェイニーも感傷に浸るビルをダンスに誘うとはなかなか。
しかしビルには惹かれないでしょう…。
熟年の恋の予感はともかく、次回以降は激怒したブレイディがどう出るか見ものですね。