『ミスター・メルセデス』8話感想【ネタバレ】:あの毒入りミートが災い。そして、着実に犯人に近づいてきた!
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今回、第5話の伏線が回収されました!最初の方は視聴注意ですね。
また、オリヴィアのPCに入ったファイルを手掛かりに、少しずつ犯人へと近づいてました。
以下、ネタバレを含む感想です。(前のエピソードの感想はコチラ → 1話、2話、3話、4~6話、7話)
『ミスター・メルセデス』第8話「灰の中から」:あらすじ
ビルはブレイディとビデオ通話を開始する。ブレイディは、車爆破事件について「お前が車に彼女を乗せたんだ」とビルに責任を押し付け、自殺を促そうとする。
デボラは、以前ブレイディが冷凍庫に隠した毒入りの肉を料理し、味見してしまう。
ジェイニーの事件はニュースとなり、警察がビルを探しにやって来て、以前信用しなかったことを謝罪する。ホリーとジェロームは引き続き捜査に協力するが、ビルは残りは警察に任せることに決める。
『ミスター・メルセデス』第8話「灰の中から」:感想(ネタバレ有)
※以下、『ミスター・メルセデス』8話のネタバレを含みます。
第5話でジェロームの犬を殺すために作った毒入りの肉、冷凍庫に放置したままなんだろうな~と思っていたら、ついにデボラが口にしてしまいました。
ブレイディは救急車を呼ばずに助けようとしますが、まもなく彼女は息を引き取りました。
口から血垂れ流してるし、デボラのもがき苦しむ姿があまりにも無残で、焦点を合わせて見られなかった…。なかなかエグかったです。
ブレイディは超絶マザコンだったくせに、狂ってるから悲しみに暮れたりしないんですね。死体をベッドの上に置いて、ハエがたかっても添い寝で話しかけてて恐ろしや…。
職場では、上司たちが店のスーパーストア化計画を話しているところに、ルーが登場。嫌味なオッサンらに皮肉で対応する姿が、やっぱりいいわ~。
ルーはブレイディからの留守電を聞き、心配して会いに来たそう。
この2人の友情は本物っぽいから、ブレイディが殺人鬼だって知ったらルーはショックだろうなあ。母親以外で優しくしてくれるの、彼女だけなのにね。
一方で、ビルはジェイニーが死んでしまったことで、ようやく周りが危険にさらされていることをちゃんと理解。(遅いよ!)
彼を心配で見に来たアイダやホリーを必死に帰そうとしたり、施設にいる娘に会いに行き、「危ないから気を付けろ」と忠告したり、これ以上の犠牲が出ないよう行動します。
そして、警察はやっとビルの話を信用し謝罪にやって来ました。(遅いよ!)
ホリーは親の反対を押し切ってビルの家に滞在し、例のファイルのパスワード解除に成功。
ジェロームと共にプログラムを開くと、以前ビルのTVがハックされた時に流れたメルセデス事件被害者の叫び声が含まれていました。
そこから、プログラムが組み込まれた日付と、直接インストールされたということが判明。オリヴィアのPCやビルのTVへアクセスできる人間が犯人、という仮説を立てます。
どんどん近づいてきましたね!この先は警察に委ねたので、しっかり仕事してもらいましょう。
そして、劇中でかねてから話題にされていた、美術館の着工式が日が近づいてきました。
当日は混雑が予想されると言うニュースを見て、「記念すべき日になる」とぼやくブレイディ。
また大量殺人を計画しているのでしょうか?1話のようなシーンは勘弁だから、さっさと捕まえて…!
今回のエピソードで、ビルもブレイディも大事な人を失った立場になりました。
その死を受けて、これ以上の犠牲を出さないため犯人探しに精を出すビルと、最後に傑作を生んでまた会おうと母に語るブレイディ。
2人の戦いはどのような結末を迎えるのでしょうか?
予告では、ついにビルたちがブレイディに辿り着いた様子。これは盛り上がること間違いなし!