『ミスター・メルセデス』7話感想:衝撃的なあの人の死。【ネタバレ】
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今週、『ミスター・メルセデス』シーズン2への更新が発表されました!原作は3部作らしいので、3シーズンで完結になるのかな?
シーズン1では、第7話でついに爆弾を一発投下してきました。
以下、ネタバレを含む感想です。(前のエピソードの感想はコチラ → 1話、2話、3話、4~6話)
『ミスター・メルセデス』第7話「永遠のウィロー湖」:あらすじ
オリヴィアのPCを入手したビルは、ジェロームとホリーにパスワードの解除を依頼する。見事成功した2人は、デスクトップ上に怪しいファイルを発見する。
デボラは、ブレイディのクローゼットでピエロのマスクやチューブなどを見つけ、本人に何に使うのか問い詰める。
ジェイニーは2~3日後にカリフォルニアへ戻るとビルに伝え、気まずい空気の中2人はジェイニー母の葬儀へ向かう。会場の外では、ブレイディが待ち構えている。
『ミスター・メルセデス』第7話「永遠のウィロー湖」:感想(ネタバレ有)
※以下、『ミスター・メルセデス』7話のネタバレを含みます。
ビルは先週冷たく突き放したジェロームと仲直りしようとします。
事件に巻き込みたくないけれど、PCオンチなのでジェロームの力がないと前に進めませんからね。
それが謝る態度?って感じでしたが、オリヴィアのPCのパスワード解除を依頼するとジェロームは承諾。いい奴だからなあ。
ジェイニーのいとこでオリヴィアと親しかったホリーも呼び出し、後日3人は待ち合わせします。
ホリーは少し変わった子ですが、ITに強いことが発覚。意外な一面、いいですね〜。
ホリーの知識も助け、2人は見事パスワードの解除に成功しました。
そして、次のミッションはデスクトップにある怪しいファイルの解読。
ブレイディが作ったものだろうけど、内容は次回以降に持ち越しかな?気になる…。
さてさて、怪しいものを見つけたのは彼らだけではありません。
先週アル中克服の第一歩を踏み出すも、再び引き戻されたデボラは息子に不信感を抱いた様子。家中をあさり、大量のチューブやピエロのマスクを掘り起こします。
何に使うのか問い詰められたブレイディは、「サーカスに入るのが夢」とか狂った感じで答えてごまかす。それ以上追求する能力のないデボラ。いいところまで来たのに!
また、一緒に持ち出してきた幼少期のブレイディのノートには、おぞましい暴力的な絵と言葉が書きなぐられてて、めっちゃ怖い。
当時病院に預けろと言われていたらしいけど、そうしていれば事件は起きなかったかもね…。
弟殺しちゃってるし、親の管理能力のなさが招いた悲劇ですね。
一方、職場には抜き打ちで本部の人間がやって来て、店舗の売り上げ目標未達を社員のせいにし、さんざん暴言浴びせた末、ルーがクビに!
上司はゲスばかりの腐った組織だし(同僚は殺人鬼だし)自分だったらさっさと抜け出したいですが、ドラマの時代背景がグレートリセッションだから、そうもいかないのでしょうね。
店長が言うように、これは面接で下手こいたブレイディのせい。可哀想なルー…。
そしてジェイニーは、ビルのことを好き(?)なお隣さんアイダの会社で葬儀を手配。
普段から小綺麗なおばあさんですが、今回はビジネスウーマンって感じで素敵。年齢的にはアイダの方がビルに合ってるんですけどね。
ジェイニーにぞっこんなビルは、葬儀が終わったらどこかへ連れて行こうかと彼女に聞きますが、2〜3日したらカリフォルニアへ行くと伝えられます。DVの経験から、恋する自分は過去に置いてきたそう。Poor ビル!
しかし葬儀へ向かう車内で、助手席のジェイニーは運転席のビルに「会いにきて」とメール。老人同士でもこんなやり取りがあるのか…。
今後も2人の関係は続くかと思った矢先、葬儀会場の外で待つブレイディの餌食になったのは・・・
なんと、ジェイニー!
葬儀が終わり、ジェイニーが1人で車を取りに行くと、ブレイディが仕掛けた爆弾で車か炎上。
母のために読み上げた弔辞が、まるで自分へのメッセージかのように流れ、無音のエンドロールで終了。
そうかあ。ジェロームの心配ばかりしていたら、ジェイニーが犠牲になりましたか〜。
彼女は「危ない奴を挑発して大丈夫なの?」と心配していましたが、ビルが聞かずにブレイディをマザコンだのなんだの言って怒らせた結果がコレ。
スマートじゃないのに自力で立ち向かおうとするから、周りが犠牲になっていくんですよねえ…。
次回予告では久々警察の元同僚と話すシーンが流れてましたが、どうなるのでしょうか?
ラストスパート盛り上がってきたので、早く続きが観たいです!