海外エンタメジャーナル by Sam

海外ドラマが好き過ぎてエンタメ業界に入ったSamが、海ドラの感想やセレブニュースについて綴るブログです。

『NYガールズ・ダイアリー 大胆不敵な私たち』シーズン1第4話感想:3人&スカーレット誌の新たな方向性。

Photo courtesy of Freeform

第4話!3人の仕事・プライベートだけでなく、スカーレット誌に関しても進展のあったエピソード。新たな方向性を探り、ますます面白さを増してきました。

あの人のキャリアにも光が見えてきて、これから異なる3つの側面でスカーレット誌という舞台を見られるのが楽しみ!

やはり世代が近いというのもあって、置かれた環境は違うけど見るとモチベーション上がりますね。(ファッションもおしゃれだし!)

それでは以下、『NYガールズ・ダイアリー 大胆不敵な私たち』シーズン1第4話の感想(ネタバレ有)です。

『NYガールズ・ダイアリー 大胆不敵な私たち』シーズン1第4話:あらすじ

ジェーンは女性議員について書いた記事が評価され、政治報道セミナー「30歳以下による政治への声」にパネリストとして招待される。ジャクリーンはリチャードに「政治も柱にしたい」と役員会で議題に上げるよう依頼する。

キャットは、アディーナから就労ビザを延長するために推薦状を書いてほしいと頼まれる。

サットンはファッション部門のオリヴァーの助手候補となるが、ファッションの名門校(FIT)卒だと勘違いされる。

『NYガールズ・ダイアリー 大胆不敵な私たち』シーズン1第4話:感想【ネタバレ有】

※『NYガールズ・ダイアリー 大胆不敵な私たち』シーズン1第4話のネタバレを含みます。

ジェーン:政治報道セミナーに参加

前回「セックスの記事が自分のブランドだと思われたくない」と発言していたジェーンにとって、今回の政治報道セミナー aka ライターズ・ルームは大きなチャンス!

とはいえ、このプレッシャーは大き過ぎる。

突然招待された上に、大ボス・役員・同僚・恋人もどきが見てる前で話すなんて地獄でしかない。その上、スカーレットの今後に影響するとあれば、想像しただけでストレス・・・。

当日は、ピーボディ賞受賞者を含む3人の政治記者の後に "スカーレット誌の政治のファッション解説者" なんて紹介されるし…ちょっと語弊がある気がしますけど(笑)。

しかし一番最初に話を振られて、うまく回答していた思います。隣に遮られて途中から全く話せなかったので、本人は自己嫌悪に陥ってしまうのですが…。

ジェーンが「信頼できる発言者が必要」と意見できたことは、まさに彼女が招待された意義だと思います。同世代の女性の多くが求めることを、ジェーンがこの場で代弁しているのですから。

ゆえに、発言数が少なくてもSNSの反応は良好。

ジャクリーンは政治の枠を持つことを押し通し、初回の記事を書くのはキャットだそう。

キャット:アディーナと急接近!

今回キャット&アディーナが出くわしたのは、人種差別。

私がアメリカに2年半ほど住んでた時、毎日のように電話で日本語を話しまくってましたが、アディーナのように攻撃されていてもおかしくなかったかも知れませんね…。

ただ、今回は明らかなイスラマフォビア。

アディーナが言っていたように、そこにホモフォビアまで加わったらさらに立場が弱くなるのは当然。

有色人種であるキャットが、その点を理解してあげられなかったのは少し不思議かも。

(キャットを演じるアイシャ・ディーは、肌の色が原因で母国オーストラリアではあまり仕事を得られなかったようです。)

ただ、今回の件があったからこそ、結果としてアディーナと距離を縮めることに成功!ちょっとぎこちなく見えましたが、これはカップル成立か?(ココとかいう彼女は…?)

サットン:ついにファッションの道へ

せっかくオリヴァーの助手最有力候補になったのに、FIT卒と勘違いされて、訂正せずにそのまま偽ろうとするサットン。

海外ドラマ見てると、いずれ発覚するであろうウソをつく展開が度々出てくるけど、毎回全く共感できません(笑)。

結局バレて一時はオリヴァーの信頼を失うも、真の自分を表現したボードを作ってアピールし、晴れて採用が決定。

サットンは才能が認められていたからこそ、最終的に受け入れられたわけで。実際そんな甘くないでしょうけどね…。

ところでエピソードタイトルの原題「If You Can't Do It With Feeling」は、サットンとオリヴァーの会話で出てくる「心を込められないなら やめなさい」というパッツィー・クラインの言葉。キャリアに迷いがある時に聞くと、グッときますね。

このエピソードにもピッタリの言葉なのに、なぜ邦題は「違う世界に生まれて」なんだろ?と少々疑問…。

まとめ

やはりドロドロ愛憎劇や意地悪なライバルといったありきたり要素はなく、現実世界の問題にタックルしながら、主人公たちが成長していく…これだけでスゴく新鮮に感じます。

ちなみに3組のカップルの中では、サットンとリチャードが1番好きです!今回のエレベーターでのやり取りなんてカワイさ炸裂でしたね。楽しそうで微笑ましい(笑)。

また、今回サットンのウソがバレた後、キャットやリチャードが自分のせいだと責めたのに対し、サットンが「私が悪い」と返していたことに感心。

ここで責任をなすりつけて、ケンカに発展する…なんてことにならないのが、本作ならではの良さ。今後もどうか道をそれず、このままの方向性を維持してほしいです…!