『グレイズ・アナトミー』シーズン14 第9話 あらすじ＆感想【ネタバレ】：ハッキング＋ポール参上で大混乱！

photo courtesy of abc 

前回に引き続き、ハッキングによる大打撃を受けているグレイ＋スローン病院。

アナログな方法と限られたリソースで奮闘する中、病院にジョーの夫ポールが現れて一体どうなる・・・？

以下、『グレイズ・アナトミー』シーズン14 第9話の感想です。

『グレイズ・アナトミー』シーズン14 第9話：あらすじ

ジョーの目の前に、かつて彼女に暴力を振るった法律上の夫ポールが現われる。ポールはキャリア20年を誇る外科医で、病院の緊急事態に手伝いを申し出る。患者に血液を提供していたレヴィが倒れたため、ポールはメレディスのオペのアシストに入る。一方、ハッカーによるシステム不正侵入への対応が続く。ベイリーはサイバーセキュリティーに詳しいインターンのケーシーに対応を任せるが……。

引用：WOWOW

『グレイズ・アナトミー』シーズン14 第9話：感想（ネタバレ有）

 ※以下、 『グレイズ・アナトミー』シーズン14 第9話のネタバレを含みます。

遂にポールと対面！

病院でジョーの前に現れたポールですが、隣には女性の姿が…、よく見ると『ワン・トゥリー・ヒル』のヘイリーではないですか！すっかり大人になっちゃって。

シュー先生とヘイリーもとい、ポールとジェニーは結婚するらしく、ジョーから離婚届が届いたので「丁度良かった～」とサインしに訪れたもよう。

ジョーは終始フリーズしたままですが、どこからともなく現れたアリゾナがポールに会って感激。有名な医者なんですね～。

開いた口がふさらがらないジョーは、リチャードから「カレフが呼んでる」と知らせを受けてその場を去る。

ポールは、アリゾナに続いてリチャードから声をかけられ、病院のカオスぶりを見かねて手伝うことに。

ポール人気すぎ！誰もが認める名医みたいだから、DV当時ジョーは周りに助けを求めるのが難しかったんだろうなあ。

アレックスもポールと出くわす

ジョーのメールを見ずにヘパリンを投与してしまい、頭痛のおさまらない男の子に手術をすることに。

アレックスはジョーに若干イラついてたけど、この状況下で電話もメールも気づかない自分が悪いよ～。ジョーがあのまま部屋に向かっていても、間に合わなさそうだったし。

しかしその後、アレックスもポールと出くわし、ようやく状況を把握。

これ手術前じゃなかったらケンカに発展して危なかったわ。一旦、セーフ。

ベイリー、意外な救世主を見つける

ジャクソンが電話に出ないので、ハッキング事件を金で解決できず。

そんな中で、ハッカーが室内温度を32度に設定したため、病院内は地獄と化してしまう。もう、今ここの病院に搬送されてきたら最悪ですよ…。

ベイリーが血液バンクのカギが閉まったままで困っていると、インターンの1人が「セキュリティ無効化を試しました？」と声をかける。

初登場にして使えないITやFBIと違って、役に立ちそうな予感！

その期待に応えて、見事血液バンクの鍵を開ける。まさかのヒーロー降臨！

ジャクソン＆マギーはもういいって！

ジャクソンとマギーはなんとか転院先の病院につき、患者の手術を始める。

2人は会話の中で高校生活を振り返り、マギーが最悪だったと語る一方で、ジャクソンは野球部の選手＆1年生にしてプロムキングに輝いた人気者であったことが分かる。

ジャクソンの高校時代とか、スピンオフとしていけそうじゃない？（笑）

この2人、カップルとして全然しっくりこないのに、恋愛に発展するか？しないか？の状況が長くてモヤモヤ・・・。お互いの親同士が結婚してるんだから、わざわざややこしくしなくていいのに。

しかし、関係の発展に乗り気なジャクソンに対して、意外にもマギーが避けてる感じ。出会い系アプリも活用してるし、たまには病院外で相手を見つけるキャラが出てきてもいいと思う。その役を是非マギーにお願いしたい！

メレディスとポールで手術にあたる

患者に輸血しながら手術に立ち会っていたシュミット（眼鏡）が、貧血＆猛暑の影響で・・・気絶。期待を裏切らないわ～。

そこで、新たな助手として現れたのは、ポール！不覚にも頼もしく感じてしまう（笑）。

メレディスに名前を明かすと途端に敵対モードになるが、手術は無事終了。よかったあ。

ポールに対してメレディスが「私はジョーの友達」と言ってたのが印象的で、ちょっと前じゃ信じられないですよね。

その後も直接ジョーを介抱してなぐさめていて、メレディスにとってジョーが「アレックスの彼女」以上の存在となったことは、2人の成長を表しているように思いました。

インターンがハッカーを打ち負かす

今回のヒーロー、インターンのパーカーは、政府のシステムにハッキングした経験があるらしく、ベイリーに頼まれFBIからは隠れて事件解決に協力する。

パーカーをブレーンとし、ベイリーがFBIに質問を浴びせると、目先のシステム復旧よりもハッカーの逮捕を優先していることが分かる。

そこで、パーカーが本領発揮。IPアドレスからハッキングし返して、病院を元の状態に戻すことに成功！

FBIより役に立ったインターン（笑）。

パーカーは元・女性だったらしく、免許証の性別欄を書き換えるために陸運局にハッキングした経験があるそう。

S14に来て、ハッキング騒動、トランスジェンダーのキャラ登場と、また新たな展開をぶち込んでくる辺りはさすが。飽きないですね～。

ポールが事故に！

さて、離婚届へのサインを終えたものの、ジョーは婚約者のジェニーに真実を伝えるべく、彼女と2人になる状況を作ります。

ジョーが過去にどんなDVを受けたか話し、自分の電話番号をジェニーに渡したものの・・・うまく行くわけないんですよね；

病院を去った後にポールはジェニーから話を聞き、2人は舞い戻ります。

ポールはジョーを責め立てて侮辱。そして、意味深にジョーの連絡先はキープ。この姿を見ただけで、ジェニーは婚約解消に踏み切るべきだと思いますけど；

その後、メレディスが仕事を終えて帰ろうとすると、

ひき逃げでERに運び込まれたポールと、それを見つめるジョー＆アレックスの姿が。

これは偶然？それとも・・・（なワケないよね？）。

このハッキング事件を通して、リチャードとパーカーがそれぞれ違う形で活躍できましたね！

リチャードはエイプリルにコンテストの運営を押し付けてたけど、火がついて参加する気満々？（笑）

パーカーは初のトランスジェンダー＆ITに強い貴重なキャラだから、ぜひ医師としても活躍してほしい！インターンは眼鏡とデルーカの元カノばっか悪目立ちしてますからねえ。

そして、最後のひき逃げ事故は、故意なのか偶然なのか…。さすがにアレックス達が犯罪に手を染めることはないと思うけど、真相が明かされるのを楽しみにしてます。