海外エンタメジャーナル by Sam

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『クィア・アイ』シーズン2 感想:S2も号泣&気分が上がる最高の内容!ファブ5は自己啓発本より効果アリ。

クィア・アイ』シーズン2を観終えました。

大好評だったシーズン1に引き続き、今回も泣かせていただきましたよ~。相変わらず、ファブ5素敵すぎ

ファブ5のプロフィールまとめはコチラ。↓

Netflix『クィア・アイ』新ファブ5(fab 5)のプロフィールまとめ!経歴・出身・年齢は?【キャスト情報】 - 海外エンタメジャーナル by Sam

オリジナル版もFOXチャンネルでの放送当時に観ていて、正直リブート版の話を聞いた時は「今さら?」と思っていましたが、見事大成功しましたね。さすがNetflix、世間が求めているものを分かってる。

自己啓発本が好きな人や読んでいる人は、一旦本を置いて、『クィア・アイ』を観ましょう。楽しみながら自分を高められる、貴重な番組です!

以下、『クィア・アイ』シーズン2の感想です。

クィア・アイ』シーズン2:感想

オリジナル版やシーズン1と同様、オシャレでクールなゲイ5人組「ファブ5」が悩める男性(ヒーロー)を改造するというコンセプトは同じですが、今回はゲイの息子を持つ女性、トランスジェンダーの男性、18歳の男の子など、バラエティに富んだヒーローたちが対象となりました。

第1話では、信心深い女性の依頼で教会のコミュニティセンターも手掛けることになります。

このエピソードで、インテリア担当のボビーは過去に教会から拒絶されて以来、教会の中へ足を踏み入れていないことを明かします。

実は、この案件はギリギリで舞い込んで来たらしく(当初撮影予定だった人が健康問題で出演不可になったため)、最初ボビーは撮影を断ったそう。

明るくて、センスがあって、仕事で成功しているファブ5ですが、ゲイとして生きる困難を乗り越えて来たからこそ、今があるのでしょうね。

ターゲットの問題点を見つけて優しく指摘し、その人の好みや個性を尊重した上でベストなアドバイスを与えられるのは、さまざまな経験をしてきた彼らにしか成し得ない技だと思います。

そんなプロフェッショナルでチャーミングな5人を見てると、自然と気分が上がり、自分も服装や暮らしを向上させたくなってしまうのは、S2でも同じ。

自分の外見や環境を改善することは、内面を磨くのに効果バツグンなのですよね。ゆえに5つの方面からアプローチするのは理にかなっていいるし、こんな魅力的な5人組にプロデュースされたら変わるしかないでしょう!

しかし、一部の視聴者からアントニはまだ料理の腕を疑われているようですね(笑)。

S2では見せ場作ってくれてるかと思いきや、今ひとつ…教えてもらった料理を作ってるだけの回もあったし(笑)。

自身の料理本出版やレストランオープンのニュースは舞い込んできていますが、次はぜひ番組内で料理を披露してほしいです!

 

そして、今回一番泣けたエピソードは第2話。

ヒーローの男性も、素人なのにいい仕事してましたよ〜。あのシーンでは、涙がボロボロあふれてきちゃいました。

自分があんなことされたら隠れたくなるだろうけど、他人のを見る分には素直に感動しちゃいます。

 

S2では、先述のボビーのようにファブ5のバックグラウンドや考え方も少しずつ見せてくれているのがポイント。

男性に性転換した人の回では、ファッション担当のタンが、トランスジェンダーに対して持っていた自身の考えを明らかにします。

タンはこれまでゲイコミュニティにも入っておらず、夫がいることも隠していたそうなので、トランスジェンダーとの関わりは一度もなかったもよう。

しかし、今回初めて交流したことでトランスジェンダーへの理解が深まり、それを相手にうまく伝える辺りはさすが。

ヒーローの改造を通して、ファブ5自身も変わる姿を映しているのは、リブート版ならではの魅力ですね。

 

S2を観て、心を汚されるようなリアリティ番組(笑)が多い中で、改めて『クィア・アイ』は心を洗われる良質な番組だと実感。

これからも4ヶ月ごとに新シーズンをリリースしてくれたら最高なのですが…、まずは、S3への更新が発表されるのを期待しています!

 

Photo by Netflix via IMDb